最近着色料について考えることがあるんです。
日本では添加物への意識も高く、着色料など気になる人も多いですね。
ですが海外では本当に驚くようなどぎつい色をしたお菓子を
食べている子供がいます。
親もさほど気にしてないのか、平気でそれらを買い与えています。
もっとも他にないから仕方がないかもしれませんが。
それにしても真っ青なアイスクリームや毒々しいキャンデーなど
食べている様子を見ると心配になります。
話はずれましたが、添加物のお話。
添加物は膨大な数があるのでここでは着色料について書いていきます。
まず着色料は化学合成されたものと天然のものがあります。
合成着色料は、発がん性やアレルギーといった危険があります。
だから天然は安心でしょうか?
その天然のものでも2つ種類があります。
植物性と動物性(天然のものでは珍しい)
みなさんは当然ながら危険の少ない天然の着色料を
好まれると思います。
植物性の着色料は、よくご存知なのが梅干しなどつけると
綺麗な真っ赤な色がつきます。
これは本当に自然食品であり健康にいものです。
このように自然食品から作られる着色料ですが、
色素を抽出するのに化学薬品を使用することもあります。
また天然のものは色づきが悪いので
どうしても余分に使ってしまうんです。
これだと合成の着色料を微量使う方がいいのではないかという
論争まで起きています。
さらに問題なのが、動物性の着色料です。
これはカイガラ虫の成分から真っ赤な色素(コチニール)を抽出したものです。
昔から世界各国で使われてきたコチニールという成分です。
綺麗な鮮紅色に染まるので広い用途で使われます。
お菓子などにも使えるため、
一時は「い●ごミルク」というキャンデーが
敬遠されることもありました。
これを知らずしてアレルギーのお子さんが食べると危険ですね。
朗報として最近は、
紫芋の色素から安全なものが出来るようになってきています。
しかし天然のものを製作するのは、
大量の材料と手間がかかるためコストが高くなるんです。
もし家庭でお菓子など作るときは、
これらの情報を思い出してくださいね。
そして添加物なんて大量に使うものではないので高くても
安心できるものを使ってほしいと思います。
お子さんが口の周りを真っ赤に染めたり、
真っ青な舌を出したりするとぞ〜とします。